ボートメンテナンス講座
ここでは簡単なボートのエンジンのメンテナンス方法を説明しています。
今回メンテナンスするエンジンはヤマハの9.9馬力です。
さらに4サイクルエンジンの整備方法も追加!!
エンジンはスズキの15馬力です。
まずは点火プラグの点検です。上の画像のようにトップカウリングを外しスパークプラグキャップを外します。そして右画像のようにスパークプラグを取り外します。
上の左画像は古いスパークプラグです。右は多少使いましたが新しいスパークプラグです。電極隙間の違いが一目瞭然です。古いほうのスパークプラグで走行するとパワーがなくスピードもあまり出なくなる上燃費が悪くなります。スパークプラグの点検は年1度行い電極隙間の確認をしていくことがお勧めです。ちなみに古い方のスパークプラグは3年以上使いつづけていたものです。2年〜3年頃からエンジンのパワー不足やスピードの乗りの悪さを体感しました。

次はギアオイルの交換です。ショップなどでもやってくれますがそれほど難しい作業でもないので私は自分で交換しています。まず上画像のAはオイルレベルプラグの位置です。Bはオイルドレンプラグの位置です。必要な道具は上右画像の物だけで十分です。まずは交換するオイル(一番大きい750mlのヤマハ純正ギアオイルがお勧めです)とレンチと大きいマイナスドライバーがあればOKです。
オイルドレンプラグは意外とネジの締め付けが硬いです。素手では回しにくいと思います。そこでレンチを上手く使い上右画像のようにして回しやすくするのがお勧めです。ドライバーを押す事に集中して後はレンチを回すだけで意外と簡単に回す事が出来ます。ただしドライバーによってはネジにあわないものを使うと回すのが困難です。私はドライバー自体を削って加工しネジにピッタリ合うようにしていました。
オイルドレンプラグが開いたら次はオイルレベルプラグを開けます。その前に下に上画像右のようにジップロックの袋を置いておくのがいいと思います。棄てる時も簡単で問題もないので便利です。後は勝手にオイルが出てきますので出終わるまで待ちましょう。
ギアオイルが出終わったら次は新しいギアオイルを入れます。入れ方は上画像のようにオイルドレン穴より注入します。意外と入り込むのは遅いです。ゆっくり入れてください。そして満タンになるとオイルレベル穴からギアオイルが漏れてきますのでこの時点で注入をストップしオイルレベルプラグを閉めて次にオイルドレンプラグを閉めまのす。閉めた後はもう一度しっかりしまっているか確認して作業は終了です。ギアオイルの交換時期は1年から2年程度でいいと思います。ただし使用頻度によっては半年や1年以内と早くなってしまいます。あまりギアオイルを変えないでいるとギアが削れてしまう恐れがありますのでそれなりに気を付けて交換していくことをお勧めします。
今回整備するスズキの15馬力4サイクルエンジンです。基本的に2サイクルと違い、構造は複雑で、場所の確認に少し手間取りました。こちらの面の画像中心部分に銀色の丸がある所が、エンジンオイルの排出場所になります。まずはエンジンオイルをすべて出し切ります。
エンジンオイルを出し終えたら、エンジンオイルのフィルター部分を掃除及びフィルター交換します。フィルターはだいたい1年毎に変えるのが良いと思います。左画像に移っている場所には、フィルターと点火プラグがあり、メンテはこちら側のみとなります。
左画像はフィルター部分のカバーになります。こちらを綺麗にします。右はフィルターです。汚れが酷ければ交換しましょう。また、オイルを交換する時は必ずゴム手袋を着用されることをお勧めします。
すべて綺麗にできれば、新しいエンジンオイルを入れます。場所は上の画像にある注入口です。1L缶、1本すべて入れます。実際どこまでオイルの量が入るかはわかりませんが、今回1L入れてチェックしたところ問題ない量でした。おそらく1.2Lぐらいは入りそうだと思いますが、別に無理に満タンに入れる必要性はないと思われます。以上がエンジンオイルとフィルターの交換方法でした。プラグやギアオイルの交換は基本的に2サイクルの時と変わりませんので、説明は省かせていただきます。ただ、今回の整備で大変だったのは、オイルやフィルターの入手経路です。なかなか販売店が無く苦労しました。だが、メンテ事態は比較的簡単に行えました。

ここでのメンテナンスは個人の責任の元で行っています。自分でやるのが不安な場合はショップで見てもらうことをお勧めします。またここまでのメンテナンスは個人で出来ますがこれ以上は専門知識が必要になってきますのであまり分解しすぎない事をお勧めします。